せどりは稼ぐためには最短距離のノウハウといっても過言ではありません。
それだけ簡単で、それでいて環境に左右されづらいという特徴を有しているからです。
しかし、残念ながらせどりを続けていても全く稼げないという方もいます。
そこでここでは、反面教師とするため、せどりで稼げない人の特徴を紹介していきましょう。
せどりで稼げない人の特徴は3パターン!
せどりをしているのに全く稼げないという方の多くは、以下の3パターンのうち、どれかに当てはまっています。
- やるべきことをやっていない
- そもそものやり方が間違っている
- 投資を惜しんでいる
それぞれの点について詳しくまとめます。
やるべきことをやっていない
第一に、やるべきことをやっていない方は間違いなく稼ぐことができません。
「やるべきことをやっていない」ということは、「時間をかけるべきことを間違っている」とも言い換えられます。
特に時間をかけるべき点はリサーチです。
リサーチの件数が少ないと、単純に利益商品が見つからずに稼ぐことができません。
商品が見つからないという方は、とにかく利益商品を探す作業を繰り返してみましょう。
そうした回数の積み重ねによって、利益商品が見つかるようになるのです。
数10個リサーチしても、利益商品はまず見つかりません。
まずは100個以上リサーチしてみて、本当に利益商品が見つからないのか試してみましょう。
ただし、適当に数合わせでリサーチするだけではいけません。
なぜなら、利益の出やすい商品というのはある程度決まっており、店頭のポップや商品棚の置き方によってある程度予測できるからです。
そのため、まずは正しい知識を覚えた上で、効果的で効率的なリサーチを心がけてみましょう。
そもそものやり方が間違っている
数をこなしても利益商品が見つからず、全く稼げないという方もいます。
そうした方は、そもそも商品の探し方自体が間違っている場合がほとんどです。
例えば、Keepaのグラフを読み違えている場合。
グラフは、商品の値動きとこれからの売れ行きを予測するため、非常に重要なツールです。
このツールを使わないでせどりをするとなると、現状の仕入れ値だけを見てあとは運を天に任せるようなものです。
つまり、このツールを正しく使えていない方は、それだけで稼げない可能性が高いといえるでしょう。
また、アプリや道具を活用できていない方も稼げない傾向にあります。
たとえば、「せどりすと」や「プライスター」「KDC200」といったツールは、リサーチを優位にするのに著名なツールです。
これらのツールを使わずにひとつずつ手作業でリサーチをしていると、どうしても時間がかかり、結果的に時間給が減ってしまいます。
また、単純にリサーチできる数も減ってしまうので、利益商品が見つかる確率も減ってしまうでしょう。
そのため、なかなか稼げないという方は効率化ツールを使うのを面倒臭がる、嫌がる傾向にあります。
その他にも、誰にも教わらず独学でせどりをしようとしている方も、「方法を間違えている」方だといえるでしょう。
せどりは簡単なビジネスではありますが、それでも学ばなければならないことは複数存在します。
特に商品ごとの事情の見極めは、実際にせどりをしている方でなければわからないところがあります。
せどりをする際は、ぜひ先人の行動を考えましょう。
投資を惜しんでいる
投資を惜しむ方は、大抵せどりで稼ぐことができません。
ただ、ここでいう「投資」とは、決して一般的な言葉の響きから考えられるような、大規模なものではありません。
せどりを便利にするためのツールの購入、月額サービスへの申し込み、コンサルへの依頼などです。
もちろん、融資を受けるのもひとつの「投資」といえます。
こうした投資を惜しんでいると、どうしても稼ぐことが難しくなります。
よって、稼ぐために必要な投資は惜しまないようにしましょう。
こう考えている人は要注意! 稼げない「言い訳」と対処法
せどりで稼ぐことができない方の多くは、ほとんどが共通して「言い訳」をします。
それは、「やらない」言い訳だったり、「諦める」言い訳だったりしますが、共通しているのはそれらは解決できる、ということです。
言い訳をするのならまず行動を心がけましょう。
以下で、それぞれよくある言い訳を紹介し、それらの対処法もまとめて紹介していきましょう。
忙しい、時間がない系の言い訳
確かに、時間がないということは致命的です。
あらゆるビジネスがそうであるように、せどりは時間をかければかけるほど利益が出ます。
つまり、時間がないということは利益が出づらいということです。
ただ、時間がないことを言い訳にして何もしないのでは何も変わりません。
娯楽の時間や「何もしていない」時間を削ったり、なんとか一本早い電車で帰ったり、なんとかして時間を作りましょう。
特に、「何もしていない」時間は率先して削るべき時間です。
だらだらとスマートフォンでニュースやインターネットサーフィンをする時間をそのままリサーチの時間に置き換えるだけで、十分に時間が作れるという方も多いのではないでしょうか。
時間がないと嘆く前に、まずは自分で時間を作る努力をしてみましょう。
才能がない、パソコンが苦手、年齢が高いなどの「スキル面」での言い訳
断言しますが、せどりをするのにスキルはいりません。
パソコンの操作に関しても、文字入力ができればそれで十分です。
知識はブログで補いましょう。
これまで失敗を重ねてきた方は、どうしても自分を卑下してしまいがちですが、せどりは正しいノウハウで続けてさえいれば、どんな方でも成功します。
スキルがない、自信がないと言い訳をする前に、まずは行動を起こしてみましょう。
それで失敗をしたら、また次に活かせばいいだけです。
せどりで失敗しても、命が取られることはありません。
気楽に、それでいて真面目に取り組みましょう。
お金がない、家族の許可が得られない、場所が悪いなどの環境系の言い訳
環境を言い訳にしたい気持ちはわかります。
確かに店舗せどりは地域による差が大きいですし、家族の理解が得られないと時間を捻出するのも一苦労だと思います。
しかし、周囲に店舗がないのなら電脳せどりという手法もありますし、車があれば遠征することも難しくないはずです。
家族を説得することが難しければ、ネット上でせどりをすることもできますし、代行サービスを使うという手もあります。
いずれにしても、解決法がないわけではありません。
環境を言い訳にするのは簡単ですが、稼げるのはそこから踏み出した人だけです。
それを意識して、まずは環境を整えるようにしましょう。
言い訳をする人は稼げない! やらない理由より解決法を探しましょう
せどりで稼げないという方の多くに共通していることとして、「何らかの言い訳をしている」というものが挙げられます。
そうした言い訳の多くは、「継続する」「正しいノウハウをする」だけで解決できるものです。
よって、「やらない」言い訳を探すよりも、まずは現状の解決を意識して行動しましょう。
また、継続するということも大事です。
多くのビジネスがそうであるように、せどりもまた継続しなければ結果はついてきません。
簡単なことには違いありませんが、それは決して全く努力せずに稼げるということではないのです。
まずは行動、そして継続するということを意識して、「稼げない人」から「稼げる人」になれるようにしましょう。