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実際に店舗に行ってみよう!

多くのビジネスがそうであるように、せどりは場数を踏めば踏むほど動きが最適化していきます。

 

そのため、実際に店舗へ行った際に自分は何をするべきなのかをあらかじめ考えておくと、最適な動きを学ぶことができるのです。

 

そこでここでは、実際に店舗へ行った際に役立つ知識をまとめていきましょう。

 

「仕入れ」とはどうやってやるのか? 仕入れ基準を作るところからはじめよう

 

仕入れとは

 

店舗せどりの流れは簡単です。

 

相場よりも安く売っている商品を見つけ、それをアマゾンで利益の出る値段で売る、本当にこれだけで儲けが出ます。

 

極端な話をすれば、これを繰り返すだけでどんどん利益が出ていくのです。

 

しかし、これだけを意識して実際に店舗へ行ってみると、初心者の方は頭を悩ませることになるでしょう。

 

「この商品は果たして仕入れていいのかどうか」と、何度も首をひねることになるはずです。

 

というのも、店舗には驚くほど利益の取れる商品があり、それらをひとつずつ仕入れていくと、大抵の場合は資金が足りなくなるからです。

 

ただ、店舗にある「利益商品」の中には、手数料を差し引くとほんの少ししか利益の残らないものから、元値の5倍以上の価格で売れるようなプレミアム商品まで、幅広いものが含まれています。

 

そのため、店舗で商品を仕入れるときは、数ある利益商品の中からしっかりと利益の取れる商品をピックアップしていく作業が必要になるのです。

 

これを、「仕入れ基準を設定する」といいます。

 

店舗で商品を仕入れるときは、まず仕入れ基準を設定するところからはじめましょう。

 

仕入れ基準を設定する際、考えるべき点は2点です。

 

ひとつめが、誰もが考える利益率でしょう。

 

利益率とは、その商品を仕入れて販売したときに得ることのできる利益を割合で示したものです。

 

例えば、1万円の商品を仕入れ、15000円で売れたとします。

 

そこから諸々の手数料が2000円かかったとしてください。

 

すると、利益は3000円ということになります。

 

この場合は仕入れ金額10000円に対して3000円の利益が出ているので、利益率は30%です。

 

利益率は高ければ高いほどよいのですが、利益率を高望みしすぎると仕入れられる商品が減ってしまいます。

 

どの程度の利益率を望むのかはせどりのスタイルによって異なりますし、扱うジャンルによって異なるので一律に示すことはできません。

 

ただ、大抵の方は手数料を差し引いた利益率が20%を超えていれば良質な商品と判断して仕入れることが多いようです。

 

もちろんこれはひとつの指標に過ぎないので、自分の通う店舗で一度リサーチをしてみて、自分にとって最適な利益率を考えてみましょう。

 

ただ、利益率だけを考えていては、大きな壁に当たってしまうことがあります。

 

それが、「回転率」という壁です。

 

回転率とは商品がどれくらいの速度で売れていくのかを端的に示した言葉で、素早く売れる商品を回転率が早い、売れるのが遅い商品のことを回転率が遅いと表現します。

 

例えば、1週間で1個売れる商品と3日で売れる商品とでは、前者のことを「回転率が悪い」、後者のことを「回転率が良い」と表現するのです。

 

回転率は、利益率と同等以上に重要な要素となります。

 

その理由は、アマゾンのFBAは一定以上売れないと保管手数料を支払わなければならないからです。

 

1ヶ月以内に売れれば、かかる手数料はほんの微々たるものですが、これが3ヶ月、半年、1年となってくると、少なからず大きな負担になってしまいます。

 

そのため、商品がFBA倉庫になるべく留まらないようにしなければならないのです。

 

回転率を重視する理由はもうひとつあります。

 

それは、お金の回転率をよくするためです。

 

お金の回転率をあげるとはどういうことでしょうか。

 

せどりで事業を拡大させるための基本は、投資金額を大きくすることです。

 

たとえば元手が10万円だったとして、これを全て仕入れに回して12万円の利益を得れば、次は12万円分の商品を仕入れ、およそ15万円の利益が期待できます。

 

これを繰り返していくことによって、雪だるま式に事業を大きくしていくのがせどりの基本です。

 

ただ、投資金額を大きくするためには商品が素早く売れていく必要があります。

 

なぜなら、商品が売れなければ現金として手元に残らないため、使える金額が大きくならないからです。

 

極端な話、1万円で仕入れて10万円で売れる商品があったところで、それが売れるまでに1年かかってしまえば、1年間の間1万円の負債として残ります。

 

先ほどの例であれば、本来10万円分使えるはずのお金が、9万円分しか使えないのです。

 

そうなると、次の月に使えるお金もどんどん減っていってしまいます。

 

そのため、なるべく1ヶ月以内に売れる、「回転率の良い商品」をリサーチするのが重要なのです。

 

回転率を調べるときは、「Keepa」等のグラフツールを使います。

 

実際に店舗へ行く前に、必ずチェックしておきましょう。

 

ちなみに、この「1ヶ月以内」という仕入れ基準はあくまでも手元の資金が少ない人向けの基準です。

 

資金が潤沢にある場合は、多少使える金額が減ってでも、回転率が悪いけれど利益率の高い商品を持っておくといいでしょう。

 

店舗へ行ったときの時短ポイント! レイアウトを把握しておきましょう

 

店舗へ行ったときの時短ポイント! レイアウトを把握しておきましょう

 

自分なりの仕入れ基準を作ったら、次は実際に行く店舗を決めましょう。

 

そのあとに重要なのが、店舗のレイアウトを把握することです。

 

店舗のどこにどんな商品が置いてあるのかをあらかじめ把握しておくと、スムーズにリサーチをすることができます。

 

というのも、全ての商品をリサーチしていると時間が足りなくなってしまいますし、効率も悪いからです

 

そのため、自分の得意ジャンルがどこにあるのか、その日に重点的にリサーチすべきはどこなのかをあらかじめ確認し、かける時間を考えておきましょう。

 

加えて覚えておきたいのが、「どこに利益商品が集中しやすいのか」という点です。

 

店舗の陳列方法にはある程度法則性があり、これを覚えておくことで、さらに効率的なリサーチができます。

 

特に知っておきたいのが、「ポップ」と「ワゴン」、「エンド」、「ショーケース」の4つです。

 

ひとつずつ説明していきます。

 

「ポップ」とは、商品の棚に貼られている紙のことをいいます。

 

「激安」「格安」という赤文字、黄色い紙に貼られているものを思い浮かべると、わかりやすいと思います。

 

この紙が貼られている棚の商品は、お店側が早く売りきりたいものが多く、利益が取りやすい傾向にあります。

 

ただ、店によってはポップの種類によって価格の付け方が違うこともあるので、そうした特徴もできる限り把握しておきましょう。

 

「ワゴン」は、処分品や在庫品などをまとめて置いてあるカゴの俗称です。

 

ここに固まっている商品は利益商品になりやすく、ぜひリサーチすべき場所といえます。

 

ただ、消費期限のある商品などはアマゾンで販売する際に許可が必要になることもあるので、その点は必ずチェックしておきましょう。

 

「エンド」とは、通路に面している棚の通称です。

 

ここにはお客さんの目に止まってほしい商品が固まっているので、安定して利益の取れる商品を見つけやすい傾向にあります。

 

「ショーケース」とは、ガラス張りの棚のことをいいます。

 

ここに陳列されている商品の多くはほとんどが要注目の商品で、価格の大きいものばかりです。

 

必ずしも利益商品になるとは限りませんが、プレミアム商品も眠っていることが多いので、こちらも注目しておきましょう。

 

店舗へ行くときは、以上のことを意識しましょう。

 

これを意識するのとしないのとでは、リサーチの効率が大きく異なるからです。

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