「オフハウス」という店舗があります。
この店舗は洋服・家電をはじめとした「家」で使うものを安く取り扱う店舗です。
安く取り扱っているということは、つまりここで店舗仕入れをすることが可能です。
ここでは、オフハウスで商品を仕入れるときのコツや狙い目ジャンルをまとめていきます。
オフハウスってなに?何を仕入れるの?
「オフハウス」は「ハードオフグループ」のひとつで、ハードオフと同一の建物に入っていることも多い店舗です。
取り扱う商品は先ほど述べた洋服や家電の他、インテリア、スポーツ用品、アウトドア用品といった大きなものを販売しています。
店舗スペースの関係から、ハードオフに比べると店舗の数が少ないのがデメリットです。
とはいえ全国チェーンであることには変わりなく、全国で300件を超える店舗が展開されています。
よって、オフハウスで商品を仕入れたいときは、最寄りの店舗を探すといいでしょう。
オフハウスで仕入れることができる商品は多様で、特に利率がいいのは家電です。
家電というと、大型で送料が高額なものを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、アイロンやスチーマーなど、サイズが小さく利率の良い家電も多数販売されています。
洋服などは専門的な知識が必要な上に利率もそこまで高くないので、基本的には無視でいいでしょう。
アウトドアグッズも、送料の関係で仕入れの対象からは外れます。
よほど目利きに自信がない限りは時間の無駄になるので無視して構いません。
すると、オフハウスで仕入れるのは家電関係のものに限られます。
ただ、適当に家電を狙っても利益の出るものを探すのは難しいので、仕入れる商品を厳選しなければなりません。
オフハウスせどりで狙い目ジャンルは家電!
オフハウスで仕入れの対象にすることができるのは、基本的には家電コーナーにあるものです。
ただ、家電の中古品は状態が悪いものも多く、どれくらいの価格で売れるのか判断が難しい点が悩ましいところです。
もし、自分が家電の目利きに自信があり、状態を見てある程度売れる価格を計算できるのなら、中古商品も含めて、家電をリサーチしてもいいでしょう。
そうでない場合は、未使用品、未開封品を狙うのが安全です。
なぜなら、オフハウスで販売されている未使用品は中古品として売られているからです。
その分、一般的な店舗で仕入れるよりも安く購入することができ、販売時には新品として販売することで、高利率を得ることができます。
よって、オフハウスでの狙い目ジャンルは未使用品・未開封品です。
ただ、いくつか例外があります。
それはキッチン用小物やキャラクターグッズです。
これらは一見投げ売り同然の価格で売られていても、ネットだと3倍以上の値段が付くこともあります。
よって、これらは中古品であっても狙い目ジャンルだといえるでしょう。
以上の点を踏まえたうえで、オフハウスで狙うべき商品は以下の通りです。
- 未使用・未開封の家電
- 電球・蛍光灯
- インク
- キャラクターグッズ
- キッチン用小物
それぞれの狙い目ジャンルについて、その特徴をまとめます。
未使用・未開封の家電
未使用・未開封の家電は、価格が中古なのに新品の価格で売ることができる、非常に利率の高い商品です。
特に、夏の扇風機、冬のヒーターなどは高回転率・高利率で売ることができます。
ただ、そのシーズンに購入するとそこまで利率が高くないので、シーズンが来る前の季節に購入しておくことで、高い利益を期待できるでしょう。
リサーチをするときは、炊飯器やスチーマー、スピーカーといった持ち運びが難しくない大きさの家電のみで十分です。
ほぼ新品の家電を狙うときは、外箱があるかどうか、商品が新品かどうかをチェックしましょう。
外箱が壊れている、もしくはない場合は中古品としての出品になるので、売れる価格が下がってしまうのでリサーチの際は注意してください。
新品か中古か見た目で判断がつかないという場合は、店員に聞いてみてください。
電球・蛍光灯
電球と蛍光灯は、需要が常にある上にネットでの販売価格が安定している商品です。
ハードオフ系列の店舗では未開封の電球と蛍光灯が安く売られているので、ぜひリサーチしてみてください。
ただ、大型の蛍光灯は出荷手数料が高額になる可能性があるので注意しましょう。
また、電球や蛍光灯はメーカーがアマゾンへの出品を排除している場合もあるので、事前にセラーセントラルアプリで確認してください。
インク
意外と利率がいいのが、プリンターのインクです。
というのも、インクはプリンター間に互換がないものも多いので、近所に自分のプリンターのインクが売っていないということも十分にありうるからです。
よって、こちらもリサーチ対象にしておくと、利率の良い商品を発見することができます。
キャラクターグッズ
オフハウスには、お店の奥の方にカゴが並んでいる場所が存在します。
ここに300円くらいで売っているキャラクターグッズが、ネットでは2000円で売られていることもあるようです。
商品の数が数だけにリサーチは大変ですが、旬なアニメのキャラクターグッズがある場合はリサーチしてみてください。
予想外の高利率が取れるかもしれません。
キッチン用小物
オフハウスの「籠コーナー」にあるキッチン用小物の中には、高額で売れるお宝商品が眠っていることがあります。
特に需要がニッチな商品や、全国展開されていない商品は高く売れる傾向にあるようです。
あまり見ないような商品を中心にリサーチしてみるといいでしょう。
商品を仕入れるときのコツと注意点!
オフハウスで商品を仕入れる際は、「なるべく安く買えて」「なるべく高く売れるもの」を仕入れるという、せどりの基本を守れば問題ありません。
そのための狙い目商品が未使用品、未開封品なのです。
また、オフハウスではクーポンが配布されていることがあります。
いつ配布されるのかは店舗それぞれで違うので、逐一情報をチェックしておいてください。
情報をチェックするときはハードオフ公式アプリが便利です。
ハードオフ公式アプリは店舗の情報をチェックするだけではなく、クーポンが配布されたり、ポイントをためたりすることができるので、必ずダウンロードしておきましょう。
簡単にまとめると、オフハウスせどりにおいて意識しておくべきコツは以下の通りです。
- 未使用・未開封品を狙う
- ハードオフ公式アプリを使う
- セールの開催時期やクーポンの配布情報を見逃さない
これだけを意識しておけば、ハードオフせどりで稼ぐことができます。
ただし、ハードオフせどりを行う上で注意しておかなければならない点が3点あります。
ひとつめは、保証書にハンコが押されている商品は中古品扱いになるという点です。
そのため、仕入れの前に保証書については必ず確認しておきましょう。
ふたつめは、100円の商品はリサーチする必要がないということです。
オフハウスで100円で売られている商品は百円均一ショップで売られているものがほとんどなので、まず利益の取れるものがありません。
よって、無視して大丈夫です。
みっつめが、出品制限のかかっている商品もあるという点です。
蛍光灯でも触れましたが、メーカーが出品を差し止めている場合があるので、仕入れ前に必ずチェックしておいてください。
まとめると、オフハウスせどりでの注意点は以下の通りです。
- 保証書にハンコを押されている商品は中古
- 100円の商品はリサーチの意味がほとんどない
- 出品制限のかかっている商品に注意
注意点とコツをしっかりと意識し、オフハウスせどりで稼いでください。