PayPay銀行は、古株のネット銀行である「ジャパンネット銀行」の新しい名前です。
いわば、ネット銀行の第一人者といってもいいでしょう。
では、そんなPayPay銀行をこれから開設するメリットはどこにあるのでしょうか。
ここでは、PayPay銀行を開設するメリット・デメリットを紹介していきます。
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PayPay銀行を開設するデメリットは？
PayPay銀行は、ネット銀行の中では古株の存在といっていい存在です。
そのため、目立ったデメリットというデメリットはそうありません。
しかし、人によってはデメリットを感じることもあります。
具体的には以下の通りです。
- 振込手数料は有料
- 登録手続きが（人によっては）煩わしい
- 直接相談するということができない
それぞれのデメリットについて、詳しくまとめていきましょう。
振込手数料は有料
PayPay銀行は、ATMの入出金が30,000円以上の取引に限り無料です。
しかし一方で、振込には毎回手数料がかかってしまいます。
大手銀行は振込手数料が月に数回無料のサービスを行っており、それと比較すると振込手数料がない点はデメリットです。
たとえば毎月家族に仕送りをする方などは、この振込手数料が煩わしくなるでしょう。
もちろん、個人事業主として送金することが多い方にとっては、振込手数料が少なくない負担になります。
この点は、PayPay銀行が持つ少なからず大きなデメリットです。
登録手続きが（人によっては）煩わしい
PayPay銀行の登録手続きは、写真の撮影と動画の撮影だけで完了します。
審査も早くて1日、遅くとも数日以内に完了します。
しかしこの登録手続きを印鑑と身分証明書だけで済む一般的な銀行と比較すると、多少煩わしく感じるのも事実です。
もちろん、写真撮影に慣れた方にとってはほんの数分で終わる手続きなので楽なのですが、人によってはその数分が煩わしく感じることもあるでしょう。
直接相談するということができない
一般的な銀行では銀行員が常に控えており、何か問題があったり、相談がしたい場合はすぐに話しかけられます。
しかし、PayPay銀行はネット銀行なのでそういったことは一切なく、相談したい場合はメールや電話で問い合わせなければなりません。
電話での問い合わせは対面での相談と比較するとどうしてもシステマチックになりがちで、お得な情報やおすすめのキャンペーンを紹介してもらえないことが多くあります。
この点は、実店舗の存在する通常の銀行と比較したとき、無視できないデメリットになるでしょう。
PayPay銀行を開設するメリットは？
PayPay銀行は、社名にわざわざ「PayPay」と入れるところからもわかるように、PayPayと非常に密接に連携しています。
そのため、PayPay銀行は、PayPayを使う方は大きなメリットを味わえるようになっているのが特徴のひとつです。
具体的なメリットは以下の通りです。
- PayPay残高の入出金が何度でも無料
- スマートフォンで入出金と借入が可能
- 30,000円以上の入出金でATM無料（最初一回は無料）
- 口座開設で特典付与のキャンペーンに積極的
それぞれのメリットについて、詳しい点を紹介していきましょう。
PayPay残高の入出金が何度でも無料
PayPayアプリでは、残高を現金に変換したり、現金をPayPay残高にしたりすることができます。
しかし、通常はPayPay残高を現金に変換するためには100円の手数料がかかります。
しかし、PayPay銀行とPayPay間では、この手数料が一切かかりません。
つまり、PayPay残高を完全に現金のように扱うことができますし、逆に現金をPayPay残高と同一に扱うことが可能です。
キャッシュレス化が叫ばれる現代、カードも不要で持ち歩ける点は、大きな魅力といえるでしょう。
スマートフォンで入出金と借入が可能
PayPay銀行の大きなメリットのひとつに、スマートフォンを使った入出金が挙げられます。
セブン銀行のATMを使うことで、キャッシュカードすら不要で入出金ができるので、突然お金が必要になったときも安心です。
前述したPayPayの入出金無料のメリットと合わせると、まさに「スマートフォンが財布」のような状態になります。
他のネット銀行では、ここまで高い汎用性はありません。
言うまでもなく、この点はPayPay銀行の大きなメリットといえるでしょう。
30,000円以上の入出金でATM無料（最初一回は無料）
他のネット銀行は、入出金にいくらか手数料がかかります。
たとえば、楽天銀行であれば、指定の条件を満たしていない場合、一回の入出金に216円の手数料がかかります。
しかし、PayPay銀行は30,000円以上の入出金いつでも何度でもゼロ円です。
手数料のかかるネット銀行が多い中、「手数料が無料」だという点は見逃せないメリットといえるでしょう。
しかも、毎月1回目の入出金は取引額に関わらず無料です。
給料を引き出すのに利用する場合は、非常にありがたい機能といえるでしょう。
口座開設で特典付与のキャンペーンに積極的
ネット銀行の多くは、口座開設で現金が貰える等のキャンペーンを行っています。
有名どころでは楽天銀行などがその典型です。
PayPay銀行も例に漏れず、積極的に新規口座開設のキャンペーンを行っています。
たとえば、PayPay銀行の名前が変更されたときは、「誕生記念」と称して「口座開設+口座へ15,000円の振込+PayPayとの連携登録」で4,500円の現金プレゼントのキャンペーンを行っていました。
この他にも、口座開設と何らかの条件達成で、〇円プレゼントキャンペーンを行っています。
さらにPayPay側もなんらかのキャンペーンを行っていることが多いため、登録するだけで現金が貰えるのは魅力です。
PayPay銀行をお勧めする理由
前述したように、PayPay銀行には大きなメリットが4つ存在しています。
PayPay銀行の開設をおすすめするのは、このメリットが大きいからです。
特に大きなメリットが、キャンペーンの存在を抜きにしても「入出金が毎月1回目は無料である」という点でしょう。
他のネット銀行は、大抵の場合いくらかの料金がかかってしまいます。
仮に毎月1回ずつ手数料を支払うとすると、年で2400円ほどを支払わなければなりません。
頻繁に入出金をする方はさらにこの手数料が重くなります。
一回の入出金を30,000円以上にするか、毎月の入出金を1回に抑えれば、この手数料が無料になるのです。
そう考えると、PayPay銀行を使うだけで年に数千円得をします。
この点は、PayPayを使う使わないに限らずお勧めする理由です。
PayPayを利用するユーザーには、さらにPayPay銀行をお勧めする理由が増えます。
PayPay銀行では、先述した通り、PayPay残高への入出金が完全に無料です。
そのため、PayPayを頻繁に利用する方は、PayPayと銀行口座を直結させることができます。
スマートフォンがそのまま財布になるようなものなので、PayPay銀行を利用するだけでスマートフォンの利便性が大幅に上昇するのです。
他の銀行には同一のサービスが行われていないため、この点は大きなメリットといえるでしょう。
まとめると、PayPay銀行をおすすめする理由は以下の2つです。
1.入出金手数料が無料になるのでお得
2.PayPayを利用すればスマートフォンの利便性が大幅にあがる
これらふたつのメリットに魅力を感じる方は、ぜひPayPay銀行を利用してみましょう。
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