プライスター便を使い始めると、なんらかの疑問が浮かんでくるかもしれません。
例えば、「プライスター便」はどんな人に向けたサービスなのか。
他にも、プライスター便とは、具体的にどれくらいの価格なのか。
また、仕様についても細かい疑問があるかもしれません。
そこでここでは、プライスター便のよくある質問とその回答についてまとめていきます。
【質問の前に確認】プライスター便の基本仕様!
プライスター便の基本仕様について解説します。
そもそもプライスター便とはなんなのでしょうか。
簡潔に述べれば、プライスター便は「プライスターが運営している配送サービス」です。
プライスター会員のFBA納品を代行してくれます。
とはいってもプライスターが直接配送するわけではなく、実際に配送するのは佐川急便です。
ただし、大きく違うのが配送料です。
プライスター便では、一部の地域に限るものの、配送料980円を実現しています。
具体的には、関東・信越エリアからのFBA配送を980円で実現しているのです。
この価格は通常の配送料と比較しても非常に安く、仕入れにかけるお金を大幅に減らせます。
ただし、一部エリア以外は通常の配送料とそれほど変わりません。
関東から離れれば離れるほど、値段は高くなります。
また、持ち運べる段ボールには制限があります。
3辺の合計(縦+横+高さ)が合計で140cm未満かつ、重量が15kg未満でないといけません。
そのため、極端に重い商品や極端に大きい商品は自分で納入する必要があります。
さらに、プライスター会員向けのサービスなので、当然プライスターの会員でなければ利用できません。
具体的な仕様をまとめると、以下の通りです。
Q. プライスター便ってなに?
A. プライスター会員向けのFBA代行サービス。
- 配送料は980円~2670円
- 配送を担当するのは佐川急便
- 運ぶ段ボールに条件あり(3辺の合計(縦+横+高さ)が合計で140cm未満かつ、重量が15kg未満)
- プライスター会員のみ利用可能
【細かい仕様編】プライスター便のよくある質問。
プライスター便の基本について理解しても、細かい仕様が気になるという方もいると思います。
そこでここでは、以下のよくある質問に対して、細かく回答を紹介していきましょう。
- 決済方法は選べる?
- 追跡番号は発行される?
- 集荷依頼の方法は?
- 複数の箱を納品したいんだけど……
- スマートフォンから集荷依頼はできる?
- FBA納品までどれくらいかかる?
Q1.決済方法は選べる?
決済方法はプライスターに登録されたクレジットカードから即時決済となります。
よって、基本的にはクレジットカードを介して引き落とされることになるでしょう。
他の決済方法はありません。
つまり、決済方法を選ぶことはできません。
Q2. 追跡番号は発行される?
追跡番号は残念ながら発行されません。
荷物の配送を担当する佐川急便には荷物の追跡機能があるものの、プライスター便では利用できないので気を付けましょう。
どうしても追跡機能を利用したい場合は、別の方法で配送することをおすすめします。
10日以上経過しても荷物が届いていない場合は、配送手配ミスの可能性があるので事務局に問い合わせてみましょう。
Q3.集荷依頼の方法は?
集荷依頼をする方法は簡単です。
まずはプライスターに、自分のログインIDでログインしましょう。
もしまだプライスターを利用していない場合は、30日間無料キャンペーンを利用してください。
ログイン画面に来ると、「配送」タブに切り替えることができます。
ここから、商品の納品プランを作成してください。
せどりであれば、商品を仕入れた後納品プランを作成していると思うので、配送画面から納品したい配送プランを選択しましょう。
すると、「プライスター便で発送する」というボタンが出てくるので、ここを押して必要事項を記入してください。
あとはラベルを印刷し、佐川急便の方が取りに来るのを待つだけです。
Q4.複数の箱を納品したいけどできる?
可能です。
プライスター便で集荷依頼をする際に、発送したい箱の数を入力してください。
すると、「梱包/配送」の欄に「配送ラベルを印刷する」というボタンがあるので、ここからラベルを印刷しましょう。
箱の数を選択すると、必要な数をタブから選択できるので、印刷ボタンをクリックしてください。
Q5.スマートフォンから集荷依頼はできる?
スマートフォンからも集荷依頼をすることは可能です。
具体的には、プライスターのアプリを通して集荷依頼をしましょう。
アプリから集荷依頼をするためには、アプリの「梱包/配送」タブから集荷依頼をしてください。
なお、アプリは現状iPhoneのものしかないので、androidユーザーはウェブ版から集荷依頼をしましょう。
Q6. FBA納品までどれくらいかかる?
基本的に、およそ1週間程度必要です。
つまり、商品を発送してからFBA納品、実際に商品がアマゾンで売りにだされるまで、1週間ほどの時間を要します。
中古品であれば値動きが安定しているので、1週間で採算の取れなくなるラインまで値段が落ち込むということはないと思います。
しかし、トレンド商品などは素早い販売が必要なので気を付けましょう。
【トラブルシューティング編】プライスター便のよくある質問。
プライスター便において、何らかのトラブルが発生した際、よくある質問についてまとめます。
トラブルにあったときは、ぜひ参考にしてみてください。
具体的によくある質問は以下の通りです。
- 輸送中に事故があった!保障はあるの?
- サイズや重量がオーバーしてしまった! どうなるの?
- 納品ラベルを貼り忘れた!
Q1. 輸送中に事故があった!補償はあるの?
FBAへ送る際、商品が紛失してしまったり破損してしまったとしましょう。
もし事故があった場合、場合によっては大きな損失を被ることになってしまいます。
プライスター便では、そうした万が一の事態の時のため、あらかじめ保証がついています。
万が一物損があった場合、紛失した場合はひと箱につき5万円までの金額的損失を補填してくれます。
よって、ひと箱5万円以上するような高額な商品は、追跡番号がないことも考えて、別の形で発送したほうがいいかもしれません。
Q2.サイズや重量がオーバーしてしまった!
時間がなく、サイズや重量を測ることができなかったという人もいるでしょう。
もしサイズや重量がオーバーしてしまった場合は、プライスター側から追加の料金を請求されます。
具体的に請求される金額は、本来プライスター便で送れる金額と佐川急便の通常配送料を比較し、はみ出た部分の差額です。
当然、ほとんどの地域で割高になってしまうので、間違えてサイズの大きいものや重量の重いものを発送してしまわないよう、何度もサイズと重量は確認しておきましょう。
Q3.納品ラベルを貼り忘れた!
納品ラベルを貼り忘れてしまったり、あるいは貼り間違えてしまった場合、佐川急便がプライスター便の荷物であることを周知できません。
よって、必ずプライスターのサポートに連絡してください。
すぐにプライスター側で対応してくれます。
なお、ラベルを貼り間違えてしまった場合、貼り忘れた場合は追加で料金がかかるので気を付けて下さい。
具体的には、配送ラベルがない場合は241円、配送ラベルが間違っている場合は70円の追加料金が請求されます。
また、箱が閉じられていない場合は70円、閉じ忘れた場合は24円、箱が破損してしまった場合は469円の追加料金が請求されるので気を付けて下さい。
発送の前に、不備がないか一度点検するといいでしょう。